【数字】 32
華氏(ファーレンハイト)度は、温度を測る目盛り、日本ではあまり一般的ではないですが、欧米では1960年ごろまで(メートル法を国際基準とするまで)はこっちの方が日常的につかわれていたそうです、いまでの、アメリカ、イギリスでは普通につかいます
現在一般的なのは摂氏(セルシウス)度 ℃ 華氏は°Fと表記します、なんで華氏でFになるかといえば、考案者のファーレンハイトさんの中国語表記 華倫海特 から華氏なんですね、温度の名前が中国経由なのはしらなかったです
なんで32の今日は華氏から始まるかといえば、摂氏0度が華氏32度なんです
関係式だと 華氏=9/5摂氏+32 こうなります
なんでも、ファーレンハイトさんが1708年ごろの冬、一番寒かった気温を0とし、自分の体温を100としその間をまず12等分しさらに8等分したのが華氏の温度単位になりましたとさ(他にも説があるようですが)
その後、より正確に調整され、摂氏0度(水の氷点)を華氏32度、、摂氏100度(水の沸点)を華氏212度としその間を96等分して現在の華氏温度計は作られてます
その結果人間の体温は華氏98.6度、華氏100度を超えると病院にいったほうがいいらしいです
そもそも温度ってなんでしょう、実際には身近で肌で感じるものなのですが、現在の物理学上の定義は、「平衡状態における分子の運動エネルギーをエントロピーという統計値で微分したもの」だそうですが、いったいなんのことがか解りません
毎日の天気予報で今日の気温はってやっているのにね
温度は不思議なことに、高い方がいくらでも高い温度が存在するのに、低い方が摂氏-273.15度までしか下がりません、この温度では分子の動きが起こらなくなると計算される温度で絶対零度、ケルビン0度となります
怪獣でマイナス一万度の冷凍光線とかいってましたけど、あれは無理みたいです
大友克洋の「AKIRA」でAKIRAが閉じ込められているデュワー室の最深部の温度がこの絶対零度でしたね
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