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もりのへなそうる

先週子供に連れ合いが買ってきた絵本、『エルマーと竜』のイラストの人と『ぐりとぐら』のイラストの人が書いている絵本 普段はあまり絵本は読まないのだけれど、この本は気に入ったらしくしばらく、外でお出かけするにも持って歩くほどでした ちょうど言葉…

歴史の嘘と真実 井沢元彦

asin:4396310862 日本史関係のエッセイ、作者は逆説の日本史の井沢元彦氏 あちこちに乗せたエッセイを集めたものなので、記述が重なる部分が結構あるし、短いのでかえって同じ話題がきになる、これはこの本がどうこうではなくエッセイ集にありがちな構成かも…

葉桜の季節に君を想うということ 歌野晶午 文芸春秋

昨年のこのミス1位(以下ネタばれぎみです) ミステリーはトリックが命である、特にどのようなトリックが使われているのかが事前にわかってしまうだけで、作者の複線が見えてしまうことがある、また、本という形式であるがゆえに、残りの分量が感覚的にわか…

支那そば館の謎 北森鴻 光文社

副題は裏(マイナー)京都ミステリー 6編の短編集 貧乏寺の住職とわけありの寺男、女性新聞(ただし地方紙)記者とわりとべたな人物配置なのだか各作品は京都ならではガジェットがトリックだったり、解決のヒントだったり、あんまり書くと「ネタバレ」なので…

麦撃機の飛ぶ空 神林長平 ヒヨコ舎

かなり前に発表されていた神林氏の短編(ショートショート、この表記自体がもうなつかしい感じがしてしまう)13篇 初出は1985年あたりから、後の作品の原型もでてきたりしていて、特に指摘されなけば、そんなに古い作品であるこは感じない。 最後の『炎帝朱…

写真と地図で読む 帝都東京地下の謎 秋庭俊 編著 洋泉州社MOOK

東京の地下には戦前、戦中を通じて多くの地下施設が建設されていた、内容は 同じ著者の 帝都東京隠された地下網の秘密 を抜粋して写真と地図で再構成したもの、公式に戦前に建設された地下鉄以外にも現在地下鉄がとおっている場所の多くが戦前からの地下鉄、…

ヒラリークイーン大統領への道 いしいひさいち

ヒラリーとクリントンをネタにしたいしいひさいちの四コマにその後のブッシュ大統領までの大統領ネタをまとめたもの。 何年も前ではないのに、こんなこともあったなと思う

霧舎巧傑作短編集

手首を持ち歩く男 紫陽花物語 動物園の密室 まだらの紐、再び 月の光の輝く夜に クリスマスの約束 以上6篇 あかずの扉研究会のメンバーが登場する作品もあり、 『動物園の密室』『月の光の輝く夜に』『クリスマスの約束』の流れが本編の間をつなぐサブストリ…

攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX 虚無回路 藤咲淳一

この間イノセンスを見にいった帰りに購入したままほっといた分 徳間デュアル文庫版 ジュブナイル版ということで軽い感じになっている。 でもなんで今ごろ士郎正宗作品が脚光をあびているのだろうか 今晩の深夜もアニメになっているし

鉄道の旅

去年から買い始めた毎週発売される週刊誌タイプの全集もの 本編50冊+別冊10冊の合計60冊 1冊いくらかを考えると怖いものになる そろってしまうとなかなかのものだが、全部の購入代金を考えたら割りに会わない気がする。 大体毎週購入するというのが結構大変…

ウサギの乱 霞流一 読了

正統派のミステリーです。バカミスを期待すると肩透かしをくいます。 今回のお題はウサギ、日本の神話、幸運のおまもり、ウサギ料理、はては月のウサギからアポロの月面着陸からMIBの話までひろがります。 舞台は売り出し中のアイドルと彼女をとりまく芸能事…

死の影 倉阪鬼一郎 読了 

宗教、サイコ、すでに定番の素材に定番の展開ではあるが 基本的に好きなのだな

四季 冬 森博嗣 読了 

デビュー作「すべてがFになる」から描かれている世界 真賀田四季の物語 四季4部作の最終巻 なのだか 最後にエピローグがわかんない、なんであんな話になるの? もいっかい最初から読み直しだぁ

ユルユルカ 高里椎奈 読了

今回は高遠刑事がよい味をだしていた。カテゴリとしてはミステリーなんだけど いつも少しだけ元気くれる そこにあるのはファンタジーでしかないのだけれど 否定されない世界といってもわかりあえている世界ではない でも自分も相手も否定しないことろからす…

北京原人の日 鯨統一郎 読了

土曜日に古本屋で購入し週末に読了 短編のほうが上手なのかしらとおもってしまった。 コアの部分は悪くないとおもうんだけどなぁちょっともったいない気がする