映像について

両作品ともアニメとしてある意味革新的な技法を利用して作成されている、APPLESEEDではモーションピクチャ、イノセンスでは作品全体に技術効果を再構成している、アニメという枠からみると、APPLESEEDのモーションピクチャの手法はシーンにより多少違和感が存在するように思える、実際の映像をベースにした背景や人の動きに対して、顔の表情などのトーンが少し明るすぎる(いわゆるアニメっぽい)印象を受けるシーンがあった、
映像としてはティレルローター(両方にでてくる)の飛行、着陸シーンはイノセンス方が迫力がある(イノセンスの北端への着陸シーンは圧巻)、アクションシーンでは、APPLESEEDが大人数(こっちは1編成は4-5名でのアクションシーンがおおかった)こともあり説得力がもつ画になっている、イノセンスの終盤のアクションシーンではなぜかスターウォーズを思い浮かべてしまった。