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RX-78
いわずとしれたガンダムの型式番号
最初のテレビアニメは1979年の4月からスタート

鉄腕アトム鉄人28号から始めるロボット漫画(アニメ)はある意味日本のお家芸ともいえるもの、その流れの中でもエポックメイキングな作品であることは確かだと思います、このあとは1982年のマクロス、1988年のパトレイバー、1995年のエヴァンゲリオンってことになるのかな

それまでの、漫画アニメにおいて、ロボットといえば、天才科学者か悪の結社が作り上げ、選ばれたパイロットがその超人的な力で操り、たいていは敵と一対一の勝負を繰り広げるといった展開だったのに対して、ガンダムの世界の中のロボット(モビルスーツ)は兵器として生み出された工業製品であり、量産品として描かれる
オタキングこと岡田斗司夫の提唱するとこの「リアルロボット」の登場となる

そんなに大上段にかまえなくても、それまでのアニメでいい者のロボットが残弾ぎれになるとか、壊れたら修理の時間が必要とかなんて描写は有り得なかったですもの、あの評価の高かった宇宙戦艦ヤマトでさえ、謎の第三艦橋といわれながらも、いつのまにか修理復活したり、そう考えても艦載機の数多すぎだろうとか、そんなレベルでしたから

ただよくみると、ジオン軍がわのザクをはじめとするモビリスーツは確かに量産機であり戦術的運用によって戦線に登場しているんだか、連邦側のガンダムはあくまで試作機、開発者の息子がまきこまれてパイロットになり、その後、ニュータイプという概念が登場するあたりは、それ以前のロボットもの流れの影響から脱出しきれていない部分も多分に存在するのはたしか

でも、これがこの作品の価値を落とすことにはならないんですけどね
いわゆるリアルロボットを徹底的にやってしまうのは、1988年のパトレイバー、工業用機械として量産され、運転するには免許が必要いや、教習所で免許をとればだれでも操縦できる単なる乗り物になってしまいます

もうひとつの78
M78星雲そう、光の国ことウルトラの星
なんかもともとはM87の予定だったらしいですね
ちなみにM78はM87はともにメシエカタログ上で実在する星(星雲)です
M78(NGC2068)オリオン座にある散光星
M87(NGC4486)おとめ座にある楕円銀河