71

ロッキードSR-71 愛称はその黒い機体から「ブラックバード
沖縄に配備されていたんですねこれ
真っ黒でひらべったい機体
SF映画にそのまま登場しても違和感がないくらい格好いい機体

もとはRS-71だったのを、大統領がうっかりSRとしてしまったため
あわてて、関係書類の修正をしたとかしないとか

アメリカとロシア(ソ連)がまだ、冷戦のまっただ中にいたころ、そして
まだ偵察衛星による偵察が充分機能していないこのころは、もっぱら、航空機による偵察が行われていた
当然、領空侵犯して写真とって帰ってくることになるし、現にアメリカの偵察機(U-2)がソビエト上空で撃墜される事件もおきている
そんな背景から、この偵察機には、より高速でより高高度を目指して開発されることになった。
そして、登場したSR-71は高度25000メートルで時速3500キロ(音速の3,2倍)の記録をもっている、この高度では機体が大気との摩擦により高温となるため黒色の耐熱素材を利用したが、また、機体の膨張率の計算をこの温度としたため、地上でいると機体に隙間ができ、燃料が染み出す仕様になっていたという
結構とんでもない機体である

その後、偵察衛星の配備により、1989年に現役をしりぞいたが、当然後継機もなく、しかし、衛星による偵察に臨機応変にかける場合があるため、その後なんどか、現役復帰の話がでているという
またこの機体は軍のほか、NASAも研究用に保有していたそうです

そしてもうひとつの71
海上自衛隊第31航空群第71航空隊
岩国基地に駐屯し、飛行艇をもち、海難救助を主任務とする部隊
現在はUS-1Aとその後継機US-2を運用してます
この機体は新明和工業製造の国産機(エンジンはちがうけど)です
そう、このクラスの飛行艇を運用しているところってのは、日本だけみたいですね
太平洋戦争当時から、当時の日本海軍は四発の大型飛行艇を利用してた経験の蓄積なんでしょう
大きな飛行場を持たない、海洋国では便利そうな機体なんですけどね
飛行艇ってのも格好いいね、豚じゃないけどさ