49

四十九日法要
お葬式の後49日目の法要ですね、で、なんで49日目なのかといえば

死んだら、冥府で7日づつ裁判があります
7日目 秦広王
14日目 初江王
21日目 宋帝王
28日目 五官王
35日目 閻魔王
42日目 変成王
49日目 泰山王

この49日までに裁きがきまり六道のいずれかに転生することになるそうです、そしてその後

100日目 平等王
1年目 都市王
3年目 五道転輪王

地獄道、餓鬼道、畜生道に落ちた場合でも救いの手が差し伸べられるそうです
ちゃんと再審制度があるなんて、なんて合理的な仕組みなんでしょう

ですから、死後の裁きを助け(情け)を受けるため、本来は49日までは7日毎、その後、100日、一周忌、三回忌の法要があるそうです、今は49日と三回忌ぐらいしかやらないですけどね、初七日は葬儀の時に一緒にやるし、あ、でも一周忌はやるか、普通、うちやんなかったけど

で、有名な閻魔王、彼の裁きは35日目なんですね、なんか一番えらいような気がしてたんですけど、10人の冥府の王の一員でしかないんですね

なんで地獄の大王が閻魔になったんだろう
で、嘘つくと舌を抜かれるってのはどっからきたんだろう

今では、地獄の大王として、いろんな作品に登場してますね、鬼太郎やおじゃる丸こち亀、大いなる眠り子(アフター0)でも出てましたっけ、大抵はいい奴です

というわけで、日本では縁起のよくない数字ですが

おまけ

ハープの弦の数、数えたことないですけど、ピアノより少ないんですね

アメリカでは1849年のゴールドラッシュのおかげで、縁起のよい数字だそうです、フットボールチーム、サンフランシスコ49ersってのがありますね