47
47といえば、いろは歌
全ての仮名文字を一回だけ使って作られた歌
(実際には、このいろは歌以外にも、全ての仮名を一度だけ使う歌はあるらしいですが、
一般的に有名なのは、この歌ですね)
いろはにほへと ちりぬるを
わかよたれそ つねならむ
うゐのおくやま けふこえて
あさきゆめみし ゑひもせす
ちなみに漢字交じりで書くとこうなります
色は匂へど 散りぬるを
我が世誰そ 常ならむ
有為の奥山 今日越えて
浅き夢見じ 酔ひもせず
歌としてもちゃんと出来てますよね、これ
英語でも同じようなすべての文字を使う文ってのはありますが、1回だけってのは無理みたいですね、
ひらがなならではの歌です
そして、7文字づつ区切ると
いろはにほへ と
ちりぬるをわ か
よたれそつね な
らむうゐのお く
やまけふこえ て
あさきゆめみ し
ゑひもせ す
最後の七文字目に、とかなくてしす(罪なくて死す)の文字が
たて読みってのは日本の伝統なんでしょうか
そしてこのいろは歌47文字と関連するのが
仮名手本忠臣蔵
いわゆる忠臣蔵、赤穂の討ち入りの話
実際に起こった、元禄赤穂事件を題材にして、人形浄瑠璃、歌舞伎として作られました、今でも、芝増上寺には、赤穂浪士たちの墓があります
その赤穂浪士たちの人数が47人、いろは歌を意識している(実際の史実の人数とは違うらしい)
まあ討ち入りは12月なので、ちょっと今だと季節外れではありますが
そして東海道四谷怪談(あずまかいどうよつやかいだん)
これは、忠臣蔵の外伝としての作品で、当初は忠臣蔵の幕間で演じられたそうな
日本の都道府県の数が47
1都1道2府43県
1871年の廃藩置県でそれまでの藩が消滅
1開拓使(北海道)、3府、302県としてスタートし、その後、併合分割をへて1890年に1道3府43県と今の形(東京のみ府→都)となり、その後は変更なし
ちなみに、自分がまた訪れたことも通過したことも無いのは
和歌山県、徳島県、愛媛県、高知県、大分県、宮崎県
四国、九州、あとは、熊野三山か、いきたいなぁ