9

今日は9、一桁最大の数、これで一桁分おしまいです
四が死にと読めるように九も苦と読めるため、縁起のよくない数字とされ、病室とかでは九号室がないとこがありますね

九といえば、坂本九さん
昨日の新八犬伝でナレーターというか○の九の字黒子役の画面にも登場してましたね、「上をむいてあるこう」(スキヤキ)はビルボードHOT100で一位となった唯一の邦楽、いまだ彼に続く歌手はあらわれていない、1985年の日航機事故でなくなられました、合掌

音楽つながりでもい一つの9は
なぜか年末恒例、ベートーベンの交響曲第九番「よろこびの歌」
なぜか中学時代、かたかなでルビふったこの曲を音楽の時間にうたわされました
ドイツ語ってはぎれいいんで、なんか力強く元気に聞こえますよね

どうも最近話しがこっち方面にかたより気味の気がしないでもないが
九つの尾と頭

まずは殺生石伝説、尾っぽの方が九尾の狐
殺生石そのものは現在も那須温泉にありまして、実際のとこ猛毒の硫化水素やら亜硫酸ガスなどが今でも噴出しているそうですが

この伝説の主人公?九尾の狐
スケールの大きさはそんじょそこらの妖とはレベルが違います
最初は中国の王朝にとりいった後、インドにわたりここでも悪行を尽くし、その後遣唐使船で日本にわたり「玉藻の前」として後鳥羽院に取り入ろうとするものの、陰陽師安倍秦成に見破られ、朝廷から八万余お軍勢にせめたてられ、とうとう最後に殺生石に姿を変えると
当時の世界、インド、中国、日本の三国をまたに駆けた大妖怪

そして頭が九は九頭竜
キングギロラの首が3、ヤマタノオロチの頭が8ですから、さらに首が多い
でも、頭の数は奇数の方がいいですね、きっと、多数決で意思決定できるから

この九頭竜の伝説は、箱根は芦ノ湖、ここに生贄を要求した乱暴ものの竜がおったが、み仏の力でこらしめられ、その後改心して守り神となったそうな
いまも芦ノ湖畔に九頭竜神社が祭られており13日が月次祭だそうです
わりとありがちな竜神伝説の一つですね
頭が九つある必要があまり感じられません

九頭竜といえば、こちらの方が有名かもしれません
福井県九頭竜湖、ただしこちらは1957年(昭和37年)に作られたダム湖なので、おそらく竜はいません、せき止めた川の名前が九頭竜川なのね