6

おつぎは6です

ろくでなしのろくは数字の6とは関係ないそうです、このろくは陸で平らなこと、ろくでなしとは平らじゃないってことが元らしいですね

数字の6はその約数、1.2.3を足しても、乗じても6になるという完全数です
科学の世界では、ベンゼン環が六角形

亀の甲羅も六角形にたとえられ、こっから亀甲紋が生まれます、醤油のキッコーマンのあの六角形の形

虫(昆虫)の脚は三対六本、もし哺乳類がその進化の過程で3対の脚をもってたとしたら、その進化の果ては、ケンタウルスみたいに、1対の腕と2対の脚をもったかもしれないですね

6に関係する言葉をいろいろ眺めてみたら、仏教系の言葉が多いですね

仏教のでは、六道として6つの世界(、天道、人間道、修羅道畜生道、餓鬼道、地獄道)があり、命は死後、生前の罪の度合いによりこの六道のいずれかに転生する、この転生(輪廻)は天道に命を受けたものでもかわりなく訪れるものである
解脱(悟り)を開くことでこの輪廻の業からぬけることができるらしい(ごめんなさい、この辺はいろいろ眺めてのよくわかんなかった)

この六道の守りとなるべく、辻に六地蔵が置かれる(これは日本独自のものらしいですが)

また京都には六波羅という場所があります、清盛の屋敷をはじめ平家一族の拠点となった場所ですが、ここはそれより前は、埋葬地である鳥辺野の入り口であり、賽の河原もあったとされてます、
ここ六波羅にある珍皇寺の前には、昼間は朝廷に夜は閻魔庁へつかえた小野篁が閻魔庁へ登庁するために使ったという井戸(地獄へ行き用)があります、帰りは上嵯峨野の井戸から帰ってきたらしいです、一方通行だったんですね

6といえば、明け方の明け六つ、夕方の暮れ六つといういいからあります
江戸時代の時間の数え方で落語の時蕎麦ででてきますね、おやじさんいまなんどきだいってやつです

昼間と夜をそれぞれ6等分して数えますから、一刻は約2時間(ただし、夏冬で昼夜の長さが変わるのでそれに応じて、一刻は長くなったり、短くなったり、これならたしかに秋は夜長です、夏より夜の一刻が長いですから
明け六つからはじまって、五つ、四つ、九つ(ここが正午)、八つ(ここがおやつの時間)、七つ、そして暮れ六つ(ここが日没)よるも五つ、四つ、九つ、八つ(ここが丑三つ刻)、七つ、そして夜が明けて、明け六つとなります

9から初めて4で終わる数え方はなんか違和感ありますが、理由はよくわかりませんでした