パトレイバー2

これも本屋で押井守 TOKYO WAR を新版でみつけたのがきっかけで(前に文庫上下ででていたのを買いそびれていたので、今回の四六版で購入、なぜいまさらと思ったらまた映画とるのね、押井さん)
これは結婚前から自宅にあったビデオ版を鑑賞

世の中に戦争の悲惨さを訴えた反戦ものが多く存在するが、戦争のはじめ方を描いた作品ってあまり多くないような気がする、変なたとえになるのは承知だが、たとえば、病気の悲惨さを訴えたとしても、その病気をなくすためには病気の発生するメカニズムを理解しなけらば、適切に治療さらには予防ができないというのは当然だと思う、戦争に関しても実際に起きた戦争の悲惨さ(被害)を認識することがそれなりに意義のあることだとは思うが、戦争にいたった経緯やプロセスがあまり語られることは無いような気がするのは、私の認識がたりないのだろうか?
そんな中でまがりなりにもこの作品では一人の人間の狂気が生んだ産物とはいえ、戦争にむかって進んでゆく組織のありようが描かれているそんな気がする
まあ 実際のところは東京で戦争、戦争状態を単に作りたいそれだけのものかもしれないのだが