交通博物館

jinc2006-05-15

昨日は実況だったので、今日は少し思い出話

多分最初につれていってもらったのは、小学生の頃、もう30年以上も前の話、そのころにしたって、最先端の博物館って感じではなくて、どことなく古臭くでかび臭いような空間だったような気がする、展示物も運転シュミレーターがその後増えたり、模型パノラマで登場する列車がかわっていったりしたけど、ほかの展示はそんなに今と変わらなかったような気がする。ただ記録を読むと小学生の頃入り口の新幹線ってまだ設置されていないんだが、まるで覚えていない、記憶もいい加減なものである、すっかり入り口の新幹線と機関車は交通博物館とセットで記憶していた

自分の子供ができて、また出かけるようになったのはこの5年ぐらい、もっぱら模型パノラマと屋上の実物パノラマ(勝手にそうよんでいるだけだけど)のお世話になった

そもそも博物館が小奇麗で明るい空間になったのは何時ごろからだったろう、今では、上野の科学博物館もお台場の未来館もさらには、市町村で運営しているような科学館にしても明るい綺麗な場所になってきているような気がする

いやそ自体はとてもよいことだと思う、交通博物館も少々時代がかっていたとはいえ、実際にうごかせる展示が多くその意味では、ただ展示物がならんでいる博物館とは一線をかくしていたと思う

それでも最終日、どことなく上気した雰囲気の中で改めて交通博物館を眺めてみて、目に付くのは、実物よりは模型展示の多さ、そして特に2階船舶展示の展示ケースの見事なこと

新しくなる鉄道博物館は、きっと綺麗で明るい、実物と映像が中心となる博物館になるんだろうと思う展示スペースはきっと拡大されるので、今の収蔵品たちもきっといくらかはまた展示されると思うが

ここで希望としては、アンリファルマン機をはじめとする航空関連の資料はぜひ、所沢航空記念館に、船舶関連は台場の船の科学館に、さてちょっと困るのは自動車や自転車、これらは専門に扱う博物館ってあったけ、ここは世界の自動車産業の上位にいる日本の自動車業界としてどっかで責任もって管理してほしい
あと、国鉄時代からの膨大な資料、特に映像資料は新しい鉄道博物館の片隅でもよいので陽のあたることろにおいてやって欲しいと思う

古いもの特に自分の成長過程とともにあったものが無くなることは、ただそれだけでさみしいことだ、ちょっと古臭くで薄暗くて、それでいてその空間にいると自分はちょっとだけ賢そうな気恥ずかしいような感じをあたえてくれた、いわゆる一時代前の博物館、かつての上野国立科学博物館旧本館、万世橋交通博物館、あと今残るのは、台場 船の科学館、竹橋科学技術館 この2館は最近いっていないので雰囲気はどうなのだろう、かつての雰囲気を今でも残しているのだろうか?